6月定例議会12日(金)【傍聴席】から

今日は4議員の一般質問があり、うち3名は新議員ということで、新しい息吹に期待しながら耳を傾けました。
  岩崎議員のCAP(子供への暴力を防止するための人権教育プログラム)という専門分野へ特化した質疑の展開の中で、教育委員会に対する逆質問を促した点など頼もしさが感じられ議会に新しい風を期待できそうですが。
  渡辺議員の若く力感ある質問は好感しました。質問で指摘した都の計画と多摩市の都市マスとNT再生計画の整合性。都営住宅の建て替えから出てくる土地活用、尾根幹線の整備計画、観光資源の発掘等々、議員として取り組むたい議員宣誓と受け止めました。
しかし中身は先輩議員のコピー感が免れないため、その若さとバイタリティーで自らが活動実践する新しい議員像を。
  飯島議員は現在進められている地域の進捗のチェック、市全体の課題として行財政改革(改革ではなく刷新は同感、改革などおこがましい)、いずれも策定段階からの市民参画がキーであると強調。この担い手は市職員のモチベーション作りと最後に指摘がありましたがこの具現化の実践は如何に。
これまでの先輩市民・議員が作り上げてきた自治基本条例・議会基本条例をうたい文句だけではなく、いよいよ名実ともに実質化する新しい世代議員としての活躍を期待します。
  遠藤ちひろ議員「市職員の診断書偽造事件」についてはその根底にある問題・課題に向かわないと難題解決には至れないと痛感しています。我々の経験してきた企業体という極めて限定された共同体と地域社会の核を担う市職員の、広く大きくしかも多様化した共同体の組織の一員としての心の問題は簡単に解決できないだけに、率いるトップと議員の人間力が求められるのではないでしょうか。

                      ウオッチング多摩の会 神津

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