多摩市立図書館本館基本計画(素案)への意見(花谷) パブコメ

                         花谷修一
図書館が「知の地域創造」を担う施設であるのならば市民の文化活動や市民の知的活動を積極的に支援してくれるところであってもらいたい。
例えば私共は市民による読書の感想文や書評を集めた「持寄り書評文庫」 というサイトを運営し定期的に読書会を開催している。
このサイトの趣旨は市民が互いに本を推薦し合うことで読書の機会を提供することにある。
図書館も、この本はぜひ市民に読んでもらいたいという本があるはずである。たとえ古い本であっても良い本であれば今に蘇らせる。そんな情報を提供してもらいたいのである。
また図書館の蔵書を選書するにあたっては選んだ本の理由があるはずである。その理由を教えてもらいたいのである。
これからの図書館は単に市民のリクエストを受身的に捉えるのでなくて、このような情報を積極的に発信してもらいたい。
この時に上述のようなサイトをぜひ活用して欲しい。むしろ市民活動に積極的に関わり、支援するという意味において上述のサイトの内容(コンテンツ)の充実について図書館も協力して欲しいのである。
そしてこのような情報発信を全国に向けて行えばシティセールスの一環にもなると思うし市民に向けて周知すれば市民の図書館に対する評価も上がるはずである。
そしてこのことこそが「知の地域創造」につながるものと考える。
何も建物が必須であるわけでもない。またお金がかかるわけでもない。
これからの図書館のあるべき姿は、このようなITの情報空間に対しても有益な情報を発信してもらうことであり、一方で居心地の良い実空間を提供しそこで催される読書会等に集う市民に向かって「知」を直接語ってもらいたいのである。そんな図書館像を期待する。
本意見は建設に関わるものではないが、これからの図書館の「知の地域創造」という理念の実現の一例として申し上げた。

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