パルテノン多摩大規模改修、図書館移転問題の核心を紐解こう!

***パルテノン多摩改修を考える会******
高橋俊彦
                —高橋氏から本サイトへの意見投稿(依頼)–

議会のチェック機能を信じて良いのか?
行政は、何故そんなに急ぐのか、理由を解明し市民が納得できるようにしたい!

<第一弾:市民の皆さんと一緒に考えるため、疑問に思い調べたことを伝え、各種疑念を
解くための調査情報で妥当性を検討戴き、正しく事態を理解するためのシリーズ>

1,等価土地交換は嘘ばかりと大いなる疑念があるのに、議会が問題解明能力不足で行政に
欺され、妥当性追求が出来ず、愚かにも組する議員が増えている様だ!
売る学校跡地(第1種中高層)は坪単価37万円、買うプール跡地(第2種専用地域)は坪60
万円、とても図書館適地とは言えない場所を超高価で買う意味があるのか!
⇒仮に、図書館としての必要条件が揃っていて、高価でも買うべき土地なら、理由をちゃ
んと市民・議員に説明すれば良いのに隠して、確認書を突然締結したのは不都合な理由を
隠しているとの疑念を持たれてもやむを得ない!
⇒購入時期を数年遅らせ、用途地域変更後に買えば半値程度にできるはず。又、プール跡
地は地下にプールが埋められたままの瑕疵担保物件との噂があり、売主負担の整地完了後
に買うべきである!(プール跡地は、本来は不要地であるが、公園用地確保のためなら1/3
程度で購入する案も検討すべきである)
⇒図書館本館跡地の歩道増設費等の購入者負担条件を飲まされているのは何故か?
⇒多摩市には、国の借金残の少ない交換候補地として旧豊ヶ丘中学校跡地等もあるのに、
有利さを比較評価していない。行政不作為だけで済まず、議会と共に違法行為を行ったこ
とになるのでないか?
⇒若者達から、昔の市長・副市長・企画部門長・教育長・議員達も、大馬鹿者だったと歴史
に刻まれる記念碑になることを恐れる!~~~
急がば回れ!といった諺を忘れてはいけない! もっともっと熟慮すればこのような
誹りを受けないで済むまちづくりが出来るのではないか?

2,パルテノン多摩は、築30年改築で80億円かかる?
武蔵野市市民文化会館は築40年、45億で改築できたと最近発表があった!
多摩市も4年前まで40億以下の計画だったのに、サントリーホール・オペラハウス並みの
贅沢ホール改造計画に急に変わった理由説明も、代案検討もしていない!
答申されたパルテノン基本計画書には、図書館移転問題は何も述べられてなく、今後の
検討課題と称するページがかなりのページを占めた未完成物に過ぎない!
⇒都市計画税が使える法令改正があったため、急に大風呂敷を広げ、有名ホール専門家を
委員会長に招き、市民ニーズ調査もせず、数年前の40億円見積もりを忘れ、贅沢見積書を
丸投げで作らせてしまったのに、市民へのお詫びも反省もないのは無責任でないか!
⇒改築基金は約20%しか貯まっておらず、残りは都市計画税頼みの10年ローン返済だ!
数年着工を遅らせれば基金も貯まり、未来世代への負担軽減が可能となるのに無責任!
⇒市長は、パルテノン大規模改築と図書館新館計画で次期市長選に打って出ようと考えた
様だが、2期もやっておりながら、市の政策企画力を全く理解できていない組長を戴く不幸
を嘆きたくはない。新しい夢を与えられるリーダでなければ意味が無いではないか!
⇒議会は、図書館と同時工事の理由究明も、議会案のまとめ集約もできず、右往左往!
⇒パルテノン基本計画書をベースに、市民の積極参加で将来を見据え全面的再検討が必要
だ!(数回の手遅れワークショップごときで決められる問題ではない!)

<第2弾:多摩市と議会の政策力・判断力はこれで良いか?>
3.パルテノン特別議会は、パルテノン多摩の閉館時期を、平成30年10月末(築30年)
から平31年11月30日までと決めた。オリンピック前の工事費大幅高騰時にしなければなら
ない理由として、根拠不十分な老朽化で危険なので緊急性があるとし、藤原委員長の強引
な議会リードで決めた! その結果、突然、行政がホールのみの改築にすると言い出し、
議会は混乱した(全館閉館になると財団収入がなくなるのを防止する為で、部分閉館が可
能なら危険性が理由ではない事が明らかとなった)。
⇒調べたところ、ホール天井の地震対策が法令改正のために必要になったが、特定天井
落下対策は1~2000万程度で10年程度延ばせ、全面改築を急がなくても良いことが分った
ので、天井落下に関し耐震診断結果を明示すべきである!
⇒行政は、どうしても、パルテノン全面大改築計画を強行したい理由は、土地交換条件(
時期)を守るためと、業者との癒着を隠すための下心で、天井の簡易な応急策を避ける屁
理屈を並べ、議会をだました結果と推察できる!
⇒立川市文化会館は築40年で、天井落下対策で網を張っているだけ!
パルテノンのホール天井は非常に丈夫な材料GDC(Glass Reinforced cement)で出来ている
ので、補強は必ずしも必要ではないうえ、簡単で安価にできるとの専門家の意見を聞いた
! 
⇒全面改築工事を、今、しなければならない理由はないのです~~~オリンピク後に延期
すれば工賃は大幅に下がるのです(簡易な天井落下応急工事をする業界もできている)!
⇒オリンピック高騰時期に工事強行すれば、手抜き工事、工費倍増になる可能性が懸念さ
れる! 議会で、工期とコストは関係ないと非常識な行政からの虚偽答弁がまかり通る
! 
  市長・副市長・企画政策部長・教育長達は、どの様に責任取るのであろうか!
     ~~~~市民の皆さんどう思いますか? 正常でしょうか?
4.中央図書館計画は基本構想が、3月に出来たばかりで、基本設計はこれからなのに、
驚くべきことに、図書館本館移転計画が、土地交換時期に合わせて作られている!
とても不便で高価すぎるプール跡地を適地と断定し、市民の疑念を押し切り、付加価値
を生まない単独館で、中央図書館計画を本館計画として大幅縮小を企んだ、行政不作為が
ある。
又、多摩センター地区は小中学校生徒増でアップアップし、近未来の中学校不足(現鶴牧
中学校定員は他中学校に較べ生徒数倍増で限界の様だ)が生じることに頬被り!
(近未来に旧西落合小学校跡地は売却しないで中学校に戻す検討も必要。旧豊ヶ丘中学校
跡地売却案は、多摩市としては国への返済金が数億円有利、歩道工事費負担もない)
⇒今、必要なことは、現在検討中の全ての案は問題が多すぎるので破棄し、市民意見を確
り取り入れて中央図書館基本計画を完成させた数年後に、教育委員会の手をはなし、企画
政策部・くらしと文化部主導に変え、更に市民協働できる大量の市民有識者の積極的参加
を得て、付加価値の高い複合施設案を作る手順と時間が必要!
⇒議員達は、市民からの政策提案や陳情数案出されているのに、真剣に取り上げず、継続
審議と言いながら、何も検討しない議会不作為を悪事と感じない、無責任体制が実体の様
だ!
(大和市文化創造拠点の図書館+文化ホールを見学し、いろいろ意見を交わしてきたが、施
設検討時点では、教育委員会は殆ど関与していないとの事で納得!)
⇒現図書館本館利用は、暫定利用期間を更に延長すれば良いだけ!

<第3弾:行政も議会も、市民意見をねつ造・無視・馬鹿にしていないか?>

市長・職員・議員は、市民の意見を「聞く振り」をして、市民を騙し通せると考えている
ようで異常・非常識だ!。。。。。市民は騙されたまま、違法行為を黙視してて良いのだ
ろうか?
5.市長は、「市民とともにつくるまち」を掲げ、市長に選ばれたのに実体は以下のごと
し!
・7月になってワークショップと称して、「パルテノンをどう改造すれば良いかについて
意見を聞く会」を数十名の市民公募・大学教授司会で数回開催、色々な意見が出て面白か
った。
しかし、数年前にやっておかなければならないことを、今頃になってやっている!
①行政の本来やらねばならないことを怠った行為(職務怠慢)の、カモフラージュでしか
なく、政策の進め方が未熟・強引・無責任(都市計画の経験不足だからやむを得ないでは
済まされない)で、全く間違っている愚かな習慣行為が根底にある!
(本来は、誤った行為があったことを詫び、議会検討状況の現状説明をしてから、始める
べきワークショップであったならと思う)
②パルテノン改修案も図書館移転案も1案しか提案されていない(代案がない)のは
、①②とも市民の選択権を奪っていると市長に迫ったが、司会の大学教授は、私もその通
りと思うとの前置き(この矛盾を誤魔化すために、藤原委員長が事前に先生と調整したと
も聞くが)で、話を転化され、答えが得られなかった。(ワークショップ゚終了後も、未
だに未回答)
(実は、私はこの会の存在を知らなかったので、途中から出席しようとしたら登録されて
いないと拒否されたので、誰でも良い公開討論のはずだと主張し受付で揉めたら、暫くし
て許可され出席できた。市民参加を無条件で歓迎せず、何故制約するのであろうか?)
⇒市長は、幹部職員の能力、仕事の進め方の良否を理解できて居らず、市民の声を聴き反
省する事もできない無能さが目立つ様だ!
⇒市民の反対意見に対し、謙虚に聞く耳を持った振りだけしているが、議員を誑かせば、
事態は収拾できると甘く考えているようだ!
⇒真の市民の声を聴くための具体的制度変更に関する市長実績は皆無に近く、言葉の魔術
に溺れた空論ばかりに騙され続けていると言え、自治基本法の精神に触れている!
6.議会は、市民の代表として恥じない行為・行動をしているとの自覚があるのか?
・議会が、市民の意見を聞く会を8月に2回開催したので、出席してみると、テーブル着席
がコントロールされており、議員がテーブル毎に司会・まとめを報告する形式で、市案賛
成派の人材を動員し全テーブルに配置、構えていた事が後で分った。(議会事務局は、ど
んな目的で人の配置を決め、市民や議会のミカタの役割を果たしているのだろうか?)
各司会は、殆どが市案賛成議員がするので、反対意見はかなり薄められ表現されていた

更に驚くことが、数日後に公表された記録からは、反対意見は殆ど削除されていた!
本来、議会は議員3案を作成し、市案と対決するはずなのに、自分達の案を纏め調整・
集約することが出来ないで、市民を集めて意見を聞いたことにして(これも纏められない
)、市案で結論を出そうとした欺瞞行為としか思えない!
⇒議会は、行政施策を批判的に見て、予算獲得し数ヶ月検討、各会派毎の案を作成したが(
本来は、議員は都市計画の経験も能力もないのだから、要望仕様に止め、基本設計に戻るべ
きだったのに誤り、行政からチェックされる立場となったのは残念!)、纏めることが出
来ず、市民意見を聞いたことにして、強行突破を企む無責任体制が強く・混乱状態になり
そうだ!
議会の知的レベルや信念・夢のなさ・問題解決/調整能力の無さは呆れるばかり!
(これでは、80億円の無責任な無駄、違法行為の土地交換が強行されてしまう)
⇒議会の検討中の試案に対する、行政からの法的・技術的支援等のサポート不足が、2元代
表制の独立性に基づく誤解が有ったようで、両者の良い点を取り合い、協力し合って良好
な案を練り上げる努力になれなかったのは、誠に残念であったと感じた。
⇒市民団体が作成したパンフレット配布を禁止宣言(口封じ策)・回収した、藤原委員長
と大野副委員長の議員失格・懲戒免職を求める決議をしたい思いが強く、全く市民意見を
聴く会になっていない証明・犯罪だ!
(反対意見でも素直に聞く耳を持てない議員は失格だ! また、議員と業者との検討会
を、市民排除の秘密会にしたために各種提案の市民修正が利かなかった反省がない!)
⇒未来世代に負担を先送りする(市庁舎はなんと28年間分割ローン計画である事を知っ
ていますか?)、行政企画力の無さ・無責任さ・先見えしない眼力、議会のチェック能力
の非力さを嘆くのではなく、市民有志を大々的に集め、研究会・審議会を興すべき案件と
思う! 市民は黙視していて良いのか? 立ち上がるべき時が来たと思うが如何に?
⇒議員とはどんな役割を負っているのか、どんな考え方が出来る人達なのかを、良く良く
考え直そうではありませんか! 
これからの会合司会も報告者も市民主体で行い、着席はテーマ別に自由にする。議員と市
民の勉強会なのだから、開催費用は議会が持つ慣習を創ろう!

<第4弾:多摩市20年長期財政計画は、200億円以上不足が見込まれることを、隠蔽!
近視眼的財政計画に終始・リードした市長以下幹部職員の責任は重い!
市民ニーズを無視、多摩センター活性化プロジェクト提案充実化が不十分!>

7.多摩市の20年財政計画では、公共施設改修関連で約200億円資金不足(10年先で100億
、20年先の市庁舎や焼却場等でさらに100億円)予想があるにも係わらず、無責任にも贅
沢ホール改築・超高価な無駄遣いとなる図書館本館単独新築などを、無理に今実行しない
といけない理由などない!
幹部職員の意識や正義感も低く不勉強・無責任体制で、上から言われたことしかやらな
い無批判体質を良しとはできない!
職員の中にも良識者はかなりいるのに発言を押さえられている様だが、意欲有る有識者の奮
起を願うと共に、独裁者の存在が問題なのかを明らかにしたいものだ!
⇒議員の問題解決能力・提案対応力もなく混迷中であり、覚醒を望むのは私だけではない

彼らには多摩市民としての信念・未来への責任感があるのか疑問になる!
問題解決能力や市民ニーズを理解する能力・意欲高揚の養成が急務のようだ!
⇒都市計画税の流用可能性から、豊満感覚に急変してしまった、市幹部職員の浅はかな意
識は大いに問題であり、来たるべき大赤字時代を見据えた緊縮財政政策へ転換すべき危機
意識がなく、旧態依然とした箱もの行政で、若者にローン返済責任を転化して良いのか!
⇒多摩市民でない幹部職員が多いので、自分達の支払い義務の生じない都市計画税負担増
に無感覚になっているように感じる!
8.多摩市長期計画では、多摩センター駅前活性化プロジェクトの早期詳細化の必要性が
述べられているが、残念ながらグランドデザインが未決のままで、若者に明るい夢を与え
ることが出来ない!
多摩センター駅前は、小田急線/モノレール延伸やリニア新駅開設等で交通アクセスの大
幅改善が予想されるので、駅前に「文化創造を育む市民協働シビックセンター構想(仮称)(市庁舎+図書館+公民館+子供センター+健康増進センター+大学生交流センター等の付加価値の高い複合施設)」を市民案として陳情し更に具体的な提案をしたいと考えているので、改めて検討する体制を作って欲しい。
たが、議員達の理解範囲を超えているのか、無視され続け、検討案5案の中に片鱗さえ見えない、無責任!
今、パルテノン改修・図書館移設案を全て廃案にし、立ち止まって、総合的な将来を見据えた複合施設を検討する、市民主導の検討会を開催し、若者達のために、数年掛けて知恵を出し合おうではないか!
⇒行政や議員に任せきるのでなく、儚い夢は諦めて、有志ある市民の出番だと自覚しよう! 
⇒都市公園法の改訂を利用したり、民間活力を導入したPPP/PFI/SIBコンペ発注などの民間活力利用の新手法を取入れたり、市民から更なる積極的大胆な提案活動を興そうではないか!

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
以上の検討後の結論として、以下の施策提案を行いたい。
{政策提案1}
パルテノン多摩大規模改築計画・図書館移転計画は、問題が多いので全て検討中断し、立ち止まって市民と共に検討に数年掛け、どちらの基本計画も確り作り直そう!
(土地交換も中止し、旧豊ヶ丘中学跡地売却案等を提示し、プール跡地は1/3程度の価格なら子供キャンプ場などの公園用地として購入する案も検討する。
パルテノン多摩は、ホールの特定天井耐震性検査結果で簡易な応急策のみ実施し、閉館時期をオリンピック後に延ばす。現図書館本館の暫定利用期間の延長も決める)

{政策提案2}
多摩センター駅前活性化案として、文化創造を生む市民協働の場・シビックセンター(仮称)・市民協働の文化創造センター(市役所+中央図書館+公民館+子供センター+高齢者や介護支援センター+防災基地等+大学生支援センター)+(マンションやオフィス群+屋上は公園緑地化)を含んだ付加価値が期待できる複合施設(高層)を建設する計画を数年掛けて、市民協働で豊かな夢のある未来創造を目指す。
⇒長期的財政計画の健全化視点を確り持って、グリーンライブセンターを鶴牧西公園に移設跡地のパルテノン多摩東側に建設するため、都市公園指定解除するなど市有地の有効利用策を拡大し土地代無料化を実現する他、市庁舎跡地や不要学校跡地の売却促進やビル賃料収入増を諮る工夫等が必要不可欠である。  
① 市民有識者を大量に入れた都市計画審議会等を補強し、数年掛けて答申を出す。
② PPP/PFI/SIB等の新しい民間活力を活用するコンペ方式を採用する。
③ 公共施設運営に関する人件費等のコスト削減策も十分に検討し、パルテノンのような高額にならないよう、外注制度等を含めた検討も実施する。
等も必須である。                           以上

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